矯正歯科

矯正歯科とは、一般的には悪い歯並びをきれいに治す治療のことをいいます。 歯並びの審美的な改善をするだけではなく、発音障害を改善すること、食べ物をしっかりとかみ切り食べ物を噛み砕くこと、全身とかみ合わせのバランスを調整すること、歯のガタツキをなくすことにより歯の清掃性を良くして、歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わせています。さらに、成長期のお子さまには、顎、顔の適切な成長発育を促す効果もあります。
インビザラインGO
透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置で、誰にも気づかれずに、気になる前歯や部分的に矯正治療を!インビザGoのマウスピースは一人ひとりに合わせて作る完全カスタムメイドです。治療段階毎にマウスピースを交換し徐々に歯を動かして歯並びを整えます。
透明で目立ちにくい
矯正装置
前歯が気になる方に
最適な治療
短期間で治療が可能
子ども矯正(小児矯正)
子どもの矯正(小児矯正)は歯の生え変わりを目安に、あごの骨のバランスや大きさを整える第1期治療と、永久歯が生えそろってから歯の位置を整える第2期治療の2段階からなります。成長段階である子どもの矯正治療は効率が良いため、本人へかかる負担や費用の軽減にも繋がります。お口の状態によっては両方の治療が必要な場合や、片方のみで十分な場合もあるため、まずはお口の状態を確認し、最適な治療プランを立てていきます。治療計画にご理解・ご納得いただいた上で治療を開始しますので、お子さまの歯並びに気になる点がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
第1期治療(4~10歳頃)
混合歯列期(乳歯と永久歯が混じった時期)の治療で、主に成長を利用した治療を行ないます。成長段階の治療なので、歯列の幅を広げたり、顎の成長の促進・抑制もでき、個々の成長に合わせて土台からしっかり整えることが可能です。
第2期治療(11歳頃〜成人)
永久歯が生え揃う頃やそれ以降を目安に開始する治療です。主に、永久歯を適切な位置に整え、歯並びや噛み合わせの改善をします。第2期治療が必要となるケースでも、第1期治療で土台が改善されていると、よりよい状態で第2期治療を受けられます。
小児矯正治療で使用する主な装置
床矯正
中央にあるネジを回すことで、床(歯が生えている部分)を拡大していく装置です。歯がきれいに並ぶように必要に応じた顎のスペースを確保していきます。ゆっくりと拡大していくため、痛みも少ないです。装置は取り外しが可能なので、食事や歯磨きがしやすいのが特徴です。特に顎が成長段階のお子さまの矯正に適しています。
取り外し可能なので負担が少ないですが、お子さまが自分で外して装着時間を短くしないように見守ったり、必要に応じてネジを回さなければならないので、ご家族の方の協力が必須になります。
リンガルアーチ
金属製のワイヤーを歯列の内側に装着する矯正法です。
奥歯を固定したり、細いワイヤーを付加して局所的に歯を動かしたりする時に用います。
緩徐拡大装置
歯列の幅が狭いとき、歯列の幅を広げる際に使用する装置を拡大装置といいます。拡大装置のうち、緩徐拡大装置は、急速拡大装置よりも弱い力で歯を徐々に外側に傾斜させて歯列を広げる装置です。
臼歯に固定する金属製のバンドと、口蓋(口の天井)部に位置する太いワイヤーから構成されています。ワイヤーをコイルのように曲げた、へリックス形状部分の弾力が、歯列に弱い力を与えて、歯列弓を押し広げます。
トレーナー(T4K)
T4Kは「トレーナー」と呼ばれる、取り外しのできるマウスピース型の矯正装置です。
弱い力であごの成長を促しながら正しい歯の生えかわりを助け、歯並びが悪くなってしまうことを予防する、予防矯正治療です。
従来の悪くなった歯並びをきれいに並べ直す治療方法ではなく、あごの成長とともに自然な歯の生えかわりを助け、きれいな歯並びを目指します。
舌を本来あるべき位置に自然と誘導してくれるという大きな効果もあります。
鼻呼吸と口の周りの筋肉や舌の働きをトレーニングし、舌の使い方・食べ方・飲み込み方などを正しくすることも目的としています。
T4Kを毎日装着することにより、お口周りの筋肉(口腔周囲筋)を鍛え、歯を抜くことなく歯並びが治っていきます。
取り外し可能な装置を自宅のみで使用するため、学校生活には全く影響がありません。
第1期治療 300,000円 第2期治療 300,000円
診断料 10,000円 調整料 3,000円
※保険適用外となります。金額は全て税込となります。
大人の矯正(成人矯正)
永久歯に生えそろった方を対象とするのが成人矯正です。治療技術の進歩により、矯正治療に年齢は関係なくなり、患者様のライフスタイルに合わせてさまざまな治療法が選択できるようになりました。歯並びを整えることで見た目のコンプレックスが解消でき、歯みがきをしっかりと行えるので虫歯・歯周病のリスクも少なくなります。さらに、顎関節や筋肉、歯周組織へかかっていた負担も軽減されるなど、心身共にプラスになることがたくさんあります。
大人の矯正治療で使用する主な装置
マウスピース矯正(インビザライン)
透明で目立たない、取り外しが可能なマウスピースによる矯正装置です。
一人ひとりに合わせた精密なマウスピースを目標の歯並びまで段階分けをして徐々にきれいな歯並びに近づけていきます。
取り外し可能なので食事にも影響なく、治療中も普段通りのケアができ衛生的です。透明なので周囲の方に矯正していることが気付かれにくいです。ブラケットを装着する場合、粘膜を傷つけることがありますが、マウスピースの場合はその心配がなく痛みが少ない。プラスチック製なので金属アレルギーの方にも安心して治療が受けられます。
マルチブラケット
歯にブラケットという器具を装着し、そこに通されたワイヤーによって歯を動かして歯並びを整える、よく知られている矯正装置です。様々な症例に対応できます。
一般的なのは金属のブラケットですが、透明なブラケットもございます。セラミックスまたはプラスティックで出来ていますので、歯の色になじんでほとんど目立ちません。
〜このようなお悩みはありませんか?〜
出っ歯で悩んでいる
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の歯が前面に傾斜して生えている状態です。または下の歯全体が後ろに位置することでも出っ歯に見えます。この状態だと前歯でくちびるを切ってしまったり、顔を強打したときに歯が折れやすくなります。
受け口が気になる
下顎前突(かがくぜんとつ)
出っ歯とは逆に、上の歯より下の歯が前面に出ている状態です。上の顎が小さい、もしくは下の顎が大きいことで起こります。うまく食べ物が噛めなかったり、滑舌が悪くなる歯並びです。
口が閉まらない
開咬(かいこう)
噛んでいても前歯がかみ合っていない状態のことです。発音が悪くなったり、前歯でものを噛み切ることが難しくなります。舌の癖や指をしゃぶる癖が原因で起こることがあります
でこぼこしている
叢生(そうせい)
歯が様々な角度で生えてしまっている状態のことをいいます。この状態は歯磨きのときにブラシがしっかりと届きにくく歯垢が残りやすいため、むし歯や歯槽膿漏の原因になります。
噛み合わせが深い
過蓋咬合(かがいこうごう)
上の歯が下の歯を覆ってしまうほど深く噛んでいる状態をいいます。下の歯が上の歯茎を刺激することで口内炎ができたり、前歯が乾くことでむし歯の原因にもなります。
すきっ歯を治したい
空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯の間に隙間ができている状態です。これは顎の骨の大きさに対して歯が小さく生えてしまうことが原因です。隙間があると食べ物が詰まりやすくなり、むし歯や歯周病の原因になります。また隙間から息漏れが生じるのでサ行·タ行·ラ行の発音が悪くなります。
相談(カウンセリング)
ご自身をはじめお子さまやご家族のお口に対し、歯並びや噛み合わせのお悩みを伺います。不安な事、ご質問、気になる事がありましたらどうぞ遠慮なくご相談下さい。(料金3,000円)
矯正調整料
定期的な経過観察時に針金や装置を調節する場合に発生する費用です。(料金3,000円)
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